広島での「過払い状態で契約したおまとめローンの有効性」についての裁判判決は?

「過払い状態で契約したおまとめローンの有効性」について争われた裁判は、比較的珍しいものになります。平成21年12月11日に、広島地裁は、おまとめローンの契約を錯誤無効とするという判決を出しました。

この裁判では、過払い金があるのに、おまとめローンの契約を結び、支払う必要のない利息を支払うことになったため、マイホームが競売にかけられてしまうことになった契約者が、おまとめローンの契約が無効であると主張して、裁判になりました。判決では、契約が錯誤無効であると認められました。過剰貸付であることや、不動産に根抵当権を設定したことなどを理由として、公序良俗違反の主張もされましたが、これは認められませんでした。

この判決によると、過払い状態で契約したおまとめローンは、後で無効にできる可能性があるということになります。例えば、過払い金が200万円あって、すでに借金は完済できているのに、他社とおまとめローンの契約をして、200万円の借金をしたとすれば、無駄な利息を支払うことになります。この広島地裁の判決は、それを無効にできるとしたものです。もちろん、さまざまな事情が関係しているので、どんな場合でも無効にできるというわけではないでしょう。

しかし、この事案は、控訴審では,逆転敗訴しています。最終的には、おまとめローンの契約は有効になったということです。5年前の判決であり、現在では事情が変わっている部分もありますが、参考になる事案です。
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